岡崎市で家族信託・相続の手続きを専門に行っている事務所です。
家族信託の活用事例紹介、家族信託の手続きの流れを紹介しております。
家族信託について詳しく知りたい方向けの無料セミナーも毎月第3水曜日に開催しております。
50代の女性からの相談です。
実家でひとり暮らしの母。
「できる限り、自分の家で暮らしたい。どうしてもひとりで暮らせなくなったら、施設へ入れて欲しい。」と言います。
母の「できるだけ住み慣れた家で暮らしたい」という気持ちと、「娘に迷惑をかけたくない」という気持ちがひしひしとわかり、母の言うとおりにしてあげたいと思っています。
そして、母は「施設へ入る費用は、この家を売ってくれれば良いからね」と言ってくれます。「うん、わかったよ」と答えていますが、いざ、その時になって、家をどうやって売ればよいのでしょう。
<回答>
“あらかじめ、実家を託してもらいましょう”
「ひとりで暮らせなくなったら、施設へ入れて欲しい。この家を売って施設の費用に充ててほしい。」ということは、家を売る必要ができたときには、本人(この場合は母)の判断力は低下してしまっている可能性が高いです。
判断力が低下して“家を売る”という契約ができない状態であれば、家は売れません。
そこで、「家族信託」です。「家族信託」であらかじめ託されておけば、売る必要ができたときに、託された人(この場合は娘)が家を売却することができます。
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