家族信託手続きの流れ

信託検討から実行までのステップ

1、お電話による相談予約

0564-54-6330にお電話の上、ご相談の予約をして頂きます。
お電話の際に「名前」、「連絡先」、「予約日時」を仰って下さい。

2、相談とヒアリング

どのような家族信託を組めばよいか、ヒアリングを行う段階です。
この段階では、家族信託の設計に必要となる材料(人、財産、信託の目的等)を収集するためのヒアリングを行います。

家族信託の設計、「誰が、何を、何のために、誰に、誰のために、何をしてもらことを、どうする」という組み立てを考えます。
家族信託はオーダーメイドが基本です。

3、家族信託の可否の判断

ご相談の内容により家族信託の活用が可能か否かを判断します。
内容によっては、遺言や成年後見制度の利用、または併用も考えられます。

4、信託設計と見積もり

家族信託の設計に必要なコストを理解し、意思決定を行う段階です。
どのような設計にするかで、必要となる手続きも変わってきます。
この段階で費用の概算を見積もります。

5、当事者および関係者への説明と賛同

関係する家族への説明と理解を得る段階です。
家族信託は遺言と異なり「契約」ですので、関係する家族等との合意のもとに契約を結ぶ必要があります。

制度上は契約当事者でない家族の同意は必要ではありませんが、やはり家族や親族(特に推定相続人)にはきちんと契約の内容や趣旨、そして必要なコストを説明し理解を得るほうが無難です。

6、実行、進捗管理

実際の信託契約書を作成するなどの「実務」を行う段階です。
契約書面の作成や実務を当事務所で行います。
信託契約に基づき、正式な書面・手続きを行います。

7、信託契約に従い、継続フォロー

家族信託契約後のフォローを行う段階です。
信託された財産の管理方法や収益の分配方法などについてフォローを行います。