介護施設を知ろう:「グループホーム」「ケアハウス」

親が75歳になったら、やっておきたい、たくさんのこと!!
介護施設を知ろう:「グループホーム」「ケアハウス」

「グループホーム」をご存知ですか?

「認知症高齢者グループホーム」(認知症対応型共同生活介護)です。中程度の認知症高齢者が共同生活を送りながら、日常生活の介護や機能訓練を受ける、民間の施設です。要支援2以上の方を対象としています。また、認知症でない場合には、入れません。

 

 認知症になる人は、2025年には約700万人。65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症になると言われています(平成28・29年版高齢社会白書 内閣府)。今後はより「グループホーム」の必要性が高まるでしょう。

 

 「ケアハウス」という介護施設もあります。「軽費老人ホーム」とも言われます。民間施設であっても自治体の援助があるため、比較的安価で利用できるようです。「所得の低い方優先」など、公的な側面があります。

 

 

 これまで、特養・老健・有料老人ホーム・サ高住、そしてグループホーム・ケアハウスと、いろいろな介護施設をみてきました。

 介護施設に入所したいと思っても、要介護の程度によって入所できたり、できなかったりします。医療や介護のサービスもさまざま。費用もピンからキリまで、色々です。

 

 ウチの親の場合はどうだろう・・・。

 健康寿命は、男性71.19歳、女性74.21歳(平成29年版高齢社会白書 内閣府)。親がこの年齢を過ぎているのであれば、考え時なのかもしれません。

 

 ただ、同じく平成29年版高齢社会白書によれば、「介護を受けたい場所」について、「自宅で介護を受けたい」と答えたのが、男性42.2% 女性30.2%と、第一位であったこともお伝えしておきます。