岡崎市で家族信託・相続の手続きを専門に行っている事務所です。
家族信託の活用事例紹介、家族信託の手続きの流れを紹介しております。
家族信託について詳しく知りたい方向けの無料セミナーも毎月第3水曜日に開催しております。
親が75歳になったら、やっておきたい、たくさんのこと!!
認知症対策」…「家族信託」その3
アパート経営をしているお父さん。長い年月が過ぎれば、大きなアパート全体を、大規模修繕する必要があります。古いアパートなら、立て替えた方が良いかもしれません。
でも、もし、そのときにお父さんが認知症で、判断力が無くなっていたら・・・? 業者を選んで、頼んで、お金を支払って…ということができない状態だとしたら、困りますね。
それをあらかじめ、「家族信託」で、信用できる家族に頼んでおくことができます。
相続税対策のために、子供や孫に毎年110万円を贈与しているお父さん。年間110万円の贈与ならば贈与税がかからないので、コツコツと毎年贈与を続けています。
でも、もし、お父さんが認知症で、判断力が無くなってしまったら・・・?判断力が無いと贈与をすることができません。相続税対策もここで終わり。
それをあらかじめ「家族信託」で、信用できる家族に頼んでおけば、贈与を続けることができます。
父が亡くなったときに、実家の土地は長男が相続しました。その後、長男は仕事の都合で出ていき、実家は次男が継いでいます。土地の名義を長男から次男に変更したいけれど、一度にもらうと贈与税がたくさんかかります。そこで年間110万円分ずつ、長期間かけて贈与をしています。(実際、不動産の暦年贈与はこのパターンが多いです。)
でも、もし、長男が認知症で、判断力が無くなってしまったら・・・?判断力がないと、贈与をすることができません。あと数年で全部名義変更できたのに…と悔やんでも、ここで終わり。あとはいつか長男が亡くなったときに、長男の妻や子供たちと交渉して、贈与してもらうか、買うか、しかありません。
それをあらかじめ「家族信託」で、信用できる家族に頼んでおいてもらえば、贈与を受け続けることができます。
「家族信託」で認知症対策をすることができます。
家族信託は内容をその方に合ったものになるよう、組んでいきます。
専門の司法書士等とよく話し合って進めていきましょう。
Copyright © 岡崎家族信託・相続手続き事務所 All Rights Reserved.