親が75歳になったら、やっておきたい、たくさんのこと!!

延命治療を受けずに「生前葬」:コマツ元社長の安崎暁さん

 

 平成29年12月11日、建設機械大手のコマツ元社長の安崎暁さんが生前葬に当たる「感謝の会」を開かれた、と新聞等で拝見しました。末期がんであることを公表され、「クオリティ・オブ・ライフ(QOL:人生や生活の質)を優先し、副作用が生じる可能性がある放射線や抗がん剤治療は受けない。延命治療を望まない」旨もご自身で説明されています。

 

 すごいですね!その決断力!実行力!

 

 安崎さんは、「人生の最終段階は、個人個人違う。これは私の好みだ。」「延命治療への考えは一人一人違う。自分のやり方は全員が賛同してくれるわけではないと思うし、勧めない。」ともおっしゃったそうです。

 この「感謝の会」は、よくよく考えて、出された答えなのでしょう。

 

 もし、自分がその立場になったら・・・。もし、自分の家族がその立場になった ら・・・。なかなか、考えられることではありません。

 

 『終活』・『エンディングノート』

 「人生の終末期を考えよう」ということは、よく言われていますが、実はできない方が普通です。

 厚生労働省の意識調査では、自分の終末期をどうしたいかということを書面にすることに賛成しているのは70%。しかし、実際に作成しているのは3%にすぎないそうです。エンディングノートについての調査でも、エンディングノートを書き終わった人は2%しかいない、という数字が出ていました。

 

「なんとなく、考えなきゃ!と思っても、考えられない」状態なのでしょう。

このブログでも、以前「延命治療」や「尊厳死」について書いています。言葉のイメージだけではなく、実際にはどんなことなのか、その時家族はどうするのかなどを知ってから、終末期を考えてみましょう。ひいてはそれが、今を大切に生きる糧になることを信じて。