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葬儀の種類を知ろう
「社葬」 「一般葬」 「家族葬」 「直葬」 「1日葬」
「家族葬」という言葉が一般的になってきました。
元々、会社で行う「社葬」に対して、個人で行う「一般葬」がありました。その「一般葬」よりも小さな、家族および近親者のみで行う葬儀を「家族葬」と呼んでいます。
「家族葬」だから、家族しか参列してはいけない、ということではないでしょう。ただ、「家族葬ホール」などと名打った小さな葬儀場で行うのであれば、おのずと人数の制限があることになります。概ね30人くらいまでの葬儀を「家族葬」と呼んでいることが多いようです。
では、
「直葬」という言葉はご存知ですか?
東京都心部ではすでに3割の方が「直葬」を選んでいるという話もあります。
しかし、私の事務所のある愛知県岡崎市では、まだまだ「直葬」という言葉さえ知らない、という方も多いようです。ある葬儀会社が葬儀セミナーを行ったとき、セミナー参加者が「直葬」という言葉をひとりも知らなくてびっくりした、という話もあります。
「直葬」とは、亡くなった場所(病院・自宅等)から火葬場や葬儀会社の安置室(霊安室)へ直接搬送し、通夜や告別式を行わずに火葬することです。僧侶を呼ばずに、ごく簡単な「火葬式」をするのみですから、費用も安く済みます。
ただ、「後から他の親族に苦情を言われた」「納骨をしようと思ったら、僧侶から『葬儀をしていないので、納骨できません。』と言われてしまった」などというトラブルもあるようです。
また、「1日葬」と言って、通夜をしないで告別式・火葬・初七日法要を1日で行うという葬儀もあるそうです。
東京都心部を中心とした関東地区で広がりを見せている「直葬」「1日葬」ですが、まだまだ地方には普及していないようです。
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