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尊厳死。
以前は「安楽死」と言っていました。
安楽死には3つの種類があります。
消極的安楽死 | 不作為(何もしない) |
間接的安楽死 | 死苦緩和のための麻酔薬の使用などが
副作用として生命を短縮した場合 |
積極的安楽死 | 殺害型 |
消極的安楽死と.間接的安楽死をあわせて、「尊厳死」と呼んでいます。
医師が勝手に尊厳死を勧めることはありません。
それは、犯罪になってしまう恐れがあります。
尊厳死は、選ぶものです。
選ぶのは医師ではありません。
本人。本人が選べなければ、家族が選ぶことになります。
尊厳死か、延命治療かの、二択です。
尊厳死を望むなら、「延命治療をしてほしくない。尊厳死を望みます。」と
いう、はっきりとした意思がわかるようにしておくことが重要です。
それには、「尊厳死宣言」というものがあります。
公的には尊厳死宣言公正証書、民間では「日本尊厳死協会」があります。
自分で書いたとか、自分でエンディングノートにチェックしたとかだけで
はなく、第三者機関が関与して作成された尊厳死の宣言書があれば、医師
も「患者の意志が確認できたので、延命措置をしない」ということになる
でしょう。
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